ジャパトラ.com

かやぶき屋根に集まる笑顔

古民家が好きな人なら一度はあこがれる、茅葺屋根。
兵庫県は特に、茅葺の民家が多く残る地域といわれています。
そんな兵庫県で『淡河(おうご)かやぶき屋根保存会 くさかんむり』代表、
現役の茅葺職人 相良 育弥(さがら いくや)さんを取材しました。

001a
左から (社)兵庫県古民家再生協会会員の会 阿部 洋平さん、(社)兵庫県古民家再生協会代表理事 深尾 良孝さん、茅葺職人 相良 育弥さん

彼は、農村が好きで、じつは百姓をしたかったとの想いから仕事を始めたようですが、茅葺職人が天職のようにおもえます。
弟子時代は、色々苦労されたようですが、すべての事を肥やしにして、自分なりの感性から茅葺の文化、歴史を学び「茅葺は古く、そして新しい」という魅力を発見されていました。今度は職人として屋根を葺くだけでなく、多くの人に茅葺の事を知って身近に感じてもらい、自然の営みを後世に伝えるべく屋根から下りてイベントも多くされています。

一般的に職人さんは、プライドも高く寡黙な人が多いのですが、相良さんは積極的に多くの人と関わり活動されています。
くさかんむりさんの活動はこちらから見られます。 http://www.kusa-kanmuri.jp
この活動が人を動かし行政も巻き込んでいます。私は彼の話を聞いて、茅葺の存続を確信しました。
我々も古民家を通じ先人たちの知恵や技術を勉強中ですが、益々古民家の保存や再生に力を入れようという思いです。
彼は人間として、職人としてまた考え方といい、行動力といいやはり茅葺職人が天職でした。

文・一般社団法人 兵庫県古民家再生協会 深尾 良孝さん

こちらの記事は、25年10月30日発行の11月号に掲載されます。
忘れられない、初めて茅葺の復元に携わった日のこと…
これから一番やりたいこと…
やさしい言葉で語られる、ポジティブで元気いっぱいの若き茅葺職人インタビューです。

Before
002

Afterimage.jpeg(上の2枚の写真は、くさかんむりさんよりお借りしました!ありがとうございます)

関連記事:25年11月号

Top